2012年02月09日
お供え用お菓子

「じゅーろくにち~」とか「じゅうはちや」で仏壇にうさぎる(お供えする)、いつもの、だけど特別なお菓子がある。
うちには仏壇が無いので、実家から「うさんでー(ご相伴)」しなさいと渡されたお菓子が上の写真。
あらためて見て、不思議なお菓子だと思う。
「かるかん」「マドレーヌ」「レモン」、
どこに売ってるんだ?
スーパーの中を、子供がこのお菓子を持ってニコニコと歩いている姿を見たことないぞ。
「マルちゃん、ダメですよ、返しなさい」と、
お母さんに叱られて、泣く泣くお菓子棚に「かるかん」を戻す子供の姿を見たことないぞ。
「あい~、いいはず、後で少し頂戴、レモン」と、
超ミニ制服のヤンキー女子中学生のかすれ声を聞いたことがないぞ。
食べることよりお供えすることがメインのお菓子、
なぜいつもこのお菓子なんだろう?
メルティーチコやチョコボールではダメなのか?
明治アーモンドチョコじゃだめなのか?
ポテチ九州しょうゆじゃだめなのか?甘くないからダメか?
「沖縄暮らしのしきたり読本(御願、行事編)」や「沖縄祝い事便利帳」に、
「かるかん」を右に「レモン」を真ん中に「マドレーヌ」は文字を仏壇向けにして供えること、
とか書かれているんだろうか?
沖縄の儀式、しきたりとは無縁どころか大笑いして喜びそうな、
ピチカートファイブを聴きながら、そんなくだらないことを考えてしまった木曜日!
Posted by takichi at 22:19│Comments(0)
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