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2011年11月15日

アコギの話

アコギの話

最初にギターを手に入れたのは、確か幼稚園の頃だったと思う。

気まぐれな母親が、息子のために買い与えたようだが、

まともに触れる前に、箪笥の上から落としてネックがボキッと折れた記憶がある。

幼稚園だから記憶は曖昧だ。

次にアコギを手にいれた時のことははっきり覚えている。

積極的にギターが欲しいと思った中学1年生、

白いギターが欲しいと、母親に懇願した。

特に、チェリッシュのファンだったわけではないが、

テレビに映る白いギターが、とてもかっこよく見えたのだ。

「時間ですよ」で、天地真理も浅田美代子も岸本加代子も白いギターじゃなかったっけ?

安物の白いギターだったから、黒のナイロン弦で、弦高が高くて、とても押さえにくかったけど、

白いボディーだけで満足してたので、喜んで練習した。

当時の教則本はアイドル雑誌の「平凡」「明星」におまけで付いているソングブック。

ひとつ上の姉が西条秀樹ファンで、毎月のように買っていたので、おまけだけオレが頂戴していた。

アコギとは関係ないけど、姉の部屋に飾られていた西条秀樹の大きなポスターを見ながら、

「これはあまりよくないんじゃないか?」と、西条秀樹ファンを止めさせようと説得したことを覚えている。

ソングブックは、1ページから知っている歌を全部コードを押さえて歌う、スパルタ練習を自分に課した。

ただ、sus、dim、aug、addなんて、面倒くさいコードを飛ばす優しさは忘れなかった。

最初に覚えて、ひととおり弾き語りができるようになったけど、誰の前でも披露しなかった曲がある。

しなかったと言うより、出来なかった。

佐渡山豊の「ドゥーチュイムニー」だったから、1曲目の選曲として少し恥ずかしかった。

いくらコード進行が3コードで簡単だったからと言っても、佐渡山豊を選曲したのはミスかもしれない。


沖縄フォーク村が盛んだったとはいえ、あまりにもローカル過ぎた、拓郎をやるべきだった。

その後、3年生の音楽の時間に楽器の腕を披露する授業があって、

「スティングのテーマ」と「冒険者たちのテーマ」を必死に練習した。

なんで映画のテーマなんだろう、ヴェンチャーズを選択すべきだった。

反省はしないけど、後悔してしまった、アコギの話!

でも曲は電気のギターで、

「ストーンズのようでストーンズでない、

パンクのようでパンクでない、

それは何かと聞かれたら・・・、インメイツ、インメイツ、インメイツ」

おそらく知っている人は少ないだろうね、

マニアック系かな~!




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Posted by takichi at 22:26│Comments(2)UK
この記事へのコメント
はじめまして。
いつも興味深い音楽の話を楽しく読ませて(聴かせて)いただいてます。
明日、佐渡山豊さんが石垣島でライブします。思いがけないタイミングで佐渡山さんの名前が出たのでコメしました。
これからもブログ楽しみにしています(^^)
Posted by ゆうさんゆうさん at 2011年11月16日 12:42
ゆうさん
訪問&コメントありがとうございます。
メインのブログはYohooでして、同じ記事をてぃーだとアメーバに貼り付けているんですよ、それでyohoo以外はコメを見落としがちで、すいません。
これからもよろしくお願いします!
Posted by takichitakichi at 2011年11月18日 20:57
 
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