2010年05月04日
Little Superstar
連休も残すところ後1日、
「明日は何処にも出かけずに、終日ゆっくりと過ごし、明後日からの仕事に備えよう!」
なんて、ビールを飲みながら、連休明けの仕事を思い煩う方も多いかもしれない。
そんな、ブルーな気分になりがちな夜には、楽しい話と映像で、引き続き仕事の事を忘れてみよう。
と言うことで、ノーテンキ仲間が集まる、オレの職業訓練話でもどうだい?
本日は、オレのクラスメイトたちを紹介してみたい。

入学式の日にオレの真前に座った二人、
授業初日に見かけたかと思ったら、
二人コンビで全く登校して来ない。
たまに体育の時間に見かけることはあったけど、
結局続かなくて退学してしまった。
オレの記憶では一度も一緒に作業をした覚えが無い。
立派な遊び人になっているのなら、それはそれでこの学校のお陰だろう。

入学式を終え、担任の先生が校内を案内してくれた。
オレの前を行く二人のうち右側は、洗濯しないでロッカーに突っ込んだままの臭い作業着で、
2学期途中まで何とか顔を見せ、やたら煩いヤンキー喋りで騒いでいたけど、
3学期には全く来なくなり、そのまま退学になってしまった。
左側の奴は、最初のうちは遅刻も多く、授業も抜けていたけど、
1学期後半から真面目に、しかも黙々とオレ達と作業もこなせるようになり、ちゃんと卒業にも漕ぎ着けた。
先月、一緒にカラオケに行き近況を聞くと、無事高校も合格したようで、今は晴れて高校生のようだ。

この野外実習場でユンボとクレーンの免許試験を実施した。右は受験もせず、左は両方の免許を取得した。

屋内実習場に現れた兄貴姿の16歳、
一番前の丸坊は、校内でクラスメイトと喧嘩をして、それから来なくなった。
前から2番目の奴が、クラスメイトで一番の兄貴姿、顔はまだ幼いけど女と喧嘩とバイクの話ばかりしていた。
ヤンキーとは言っても根は真面目で、授業もサボらずしっかり左官を勉強して本土就職が決定した。
しかし、年明けの1月にバイクの免許を取得したと思ったら、翌2月には事故で足を複雑骨折、
1ヶ月間登校できずに卒業も危ぶまれたものの、先生方の計らいで松葉杖で何とか卒業式に参加。
片足を引き摺りながらも、クラスメイトと2名で関東方面へ旅立ったようだ。

だるい会話で、だるく笑い、大人へだるい質問をして、大人もだるく応える、そんな平和なひと時だ。

ヤンキー座りで何をしているかって、これもいつもの風景だけど、暇があれば将棋をやっているのだ。
手前の奴は大人や先生も負かすくらい強くて、16歳では相手にならないと言う感じだった。
奥の奴は、中学時代まるっきり学校に行ってなかったらしく、
行かなさ加減は半端じゃなかったと、先生が言ってた。
普通に比べればかなりサボっていたとは思うが、中学に比べれば職訓はよく通った方じゃないかな?
しっかり卒業して、先ほどの「バイク事故複雑骨折」と一緒に関東へ旅立った。

この手前の少年、皆と同じ16歳なんだけど、身長が139センチしかないので小学生にしか見えない。
最初は、何かの間違いかと思ったし、こいつらと一緒に本当にオレはやっていけるのかと心配した。
見た目も頭の中身も小学生のこいつと、50歳のオレが同じクラスで机を並べる1年間が始まったのだ。

クラスで一番小さいけど、スポーツ万能、意味のわからない明るさで、ムードメイカー的存在でもあった。
卒業式の日に、クラス代表で式台に上がり、校長から卒業証書を受け取る大役を果たした。

まだまだガキの世界だから、やたら大人に、こんな感じでくっついてくる。
授業中も後ろからいきなり負ぶさってきたり、肩に顔を乗せたり、やたら握手をしたがったり、
じっと席に座っていることができず、隣、後と動いている、所謂「多動児」、
あまりにも学力が低いので、おそらく「学習障害(LD)」に該当するかと考えていた。
その話はまた別の機会に、現代の学力格差、学力の二極化をテーマで書くこtにする。
この、ノーテンキで「小さなスーパースター」たちと一緒に過ごしたのが、職業訓練の1年間だった。
http://www.youtube.com/watch?v=gx-NLPH8JeM
「明日は何処にも出かけずに、終日ゆっくりと過ごし、明後日からの仕事に備えよう!」
なんて、ビールを飲みながら、連休明けの仕事を思い煩う方も多いかもしれない。
そんな、ブルーな気分になりがちな夜には、楽しい話と映像で、引き続き仕事の事を忘れてみよう。
と言うことで、ノーテンキ仲間が集まる、オレの職業訓練話でもどうだい?
本日は、オレのクラスメイトたちを紹介してみたい。
入学式の日にオレの真前に座った二人、
授業初日に見かけたかと思ったら、
二人コンビで全く登校して来ない。
たまに体育の時間に見かけることはあったけど、
結局続かなくて退学してしまった。
オレの記憶では一度も一緒に作業をした覚えが無い。
立派な遊び人になっているのなら、それはそれでこの学校のお陰だろう。
入学式を終え、担任の先生が校内を案内してくれた。
オレの前を行く二人のうち右側は、洗濯しないでロッカーに突っ込んだままの臭い作業着で、
2学期途中まで何とか顔を見せ、やたら煩いヤンキー喋りで騒いでいたけど、
3学期には全く来なくなり、そのまま退学になってしまった。
左側の奴は、最初のうちは遅刻も多く、授業も抜けていたけど、
1学期後半から真面目に、しかも黙々とオレ達と作業もこなせるようになり、ちゃんと卒業にも漕ぎ着けた。
先月、一緒にカラオケに行き近況を聞くと、無事高校も合格したようで、今は晴れて高校生のようだ。
この野外実習場でユンボとクレーンの免許試験を実施した。右は受験もせず、左は両方の免許を取得した。
屋内実習場に現れた兄貴姿の16歳、
一番前の丸坊は、校内でクラスメイトと喧嘩をして、それから来なくなった。
前から2番目の奴が、クラスメイトで一番の兄貴姿、顔はまだ幼いけど女と喧嘩とバイクの話ばかりしていた。
ヤンキーとは言っても根は真面目で、授業もサボらずしっかり左官を勉強して本土就職が決定した。
しかし、年明けの1月にバイクの免許を取得したと思ったら、翌2月には事故で足を複雑骨折、
1ヶ月間登校できずに卒業も危ぶまれたものの、先生方の計らいで松葉杖で何とか卒業式に参加。
片足を引き摺りながらも、クラスメイトと2名で関東方面へ旅立ったようだ。
だるい会話で、だるく笑い、大人へだるい質問をして、大人もだるく応える、そんな平和なひと時だ。
ヤンキー座りで何をしているかって、これもいつもの風景だけど、暇があれば将棋をやっているのだ。
手前の奴は大人や先生も負かすくらい強くて、16歳では相手にならないと言う感じだった。
奥の奴は、中学時代まるっきり学校に行ってなかったらしく、
行かなさ加減は半端じゃなかったと、先生が言ってた。
普通に比べればかなりサボっていたとは思うが、中学に比べれば職訓はよく通った方じゃないかな?
しっかり卒業して、先ほどの「バイク事故複雑骨折」と一緒に関東へ旅立った。
この手前の少年、皆と同じ16歳なんだけど、身長が139センチしかないので小学生にしか見えない。
最初は、何かの間違いかと思ったし、こいつらと一緒に本当にオレはやっていけるのかと心配した。
見た目も頭の中身も小学生のこいつと、50歳のオレが同じクラスで机を並べる1年間が始まったのだ。
クラスで一番小さいけど、スポーツ万能、意味のわからない明るさで、ムードメイカー的存在でもあった。
卒業式の日に、クラス代表で式台に上がり、校長から卒業証書を受け取る大役を果たした。
まだまだガキの世界だから、やたら大人に、こんな感じでくっついてくる。
授業中も後ろからいきなり負ぶさってきたり、肩に顔を乗せたり、やたら握手をしたがったり、
じっと席に座っていることができず、隣、後と動いている、所謂「多動児」、
あまりにも学力が低いので、おそらく「学習障害(LD)」に該当するかと考えていた。
その話はまた別の機会に、現代の学力格差、学力の二極化をテーマで書くこtにする。
この、ノーテンキで「小さなスーパースター」たちと一緒に過ごしたのが、職業訓練の1年間だった。
http://www.youtube.com/watch?v=gx-NLPH8JeM
Posted by takichi at 23:25│Comments(0)
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