2011年04月04日
転職初日

「文章とは関係のない畑とエアガン」
送別会の様子や、多くの職員と交わした会話の盛り上がりで、
翌日の転職初日がいつになく早いことを認識していたものの(7時半の会議開始)、
自宅から職場までの距離からして、最低でも午前6時半には家を出なきゃいけないと認識していたものの、
結局、二次会のラストまで張り付いてしまった。
当然、帰宅は午前様、2時を過ぎていたのではないだろうか?いつものごとく記憶が無い・・・。
かなりキツイ朝を迎えたが、さすがに転職初日を意識していたのだろう、目覚ましを待たずに起床した。
時間を確認しようと携帯のアラームを確認すると、危ない、危ない、設定が今までと変わっていない。
銀行を退職して3年近くになるけど、
ほぼストレスのないお気楽生活が主体になっているけど、
まだまだ、真面目さや仕事に対する緊張感は維持されているようで、自分で自分に安心した。
7時過ぎには会社に到着し、昨日の興奮が嘘のように、夢を見ていたかのように、静かに一番前の席で待機した。
定刻の7時30分きっかりに「新年度経営計画発表会」は開催され、
全ての職員が、真剣な眼差しでパワーポイントを見つめ、部門長の話に聞き入っていた。
同時に、一番前の席に陣取っている、見たこともないおっさんへの不思議視線も忘れていなかったたようだ。
その日は、挨拶が中心で、これといって作業らしいことをすることもないのだが、これが却って疲れる。
何かをやっていれば、「見知らぬ街にひとり佇む孤独なおっさん」的な疎外感は訪れてこないものだが・・・。
何をどうして、どこに何が、何がどうなる、的な、目一杯の?マーク目であたりをウロウロ、
結局、銀行の先輩でもある総務部長にくっついて、その日は間を繋いでいた。
確か1年前も、右も左もわからず戸惑うオレがいたはずだ。
1年後の送別会で、仕事についてなんやかやと話しているオレと、
客観的に比較してみると、かなり不思議な気がする。
そして、その1年間の経験があるから、この新天地では、もっと、効果的な提案が出来そうな気がしている。
友人の「魅力的な常務さん」は「あわてぃらんど~(あわてるなよ)」とアドバイスをくれた。
当然、焦る必要はないとオレも思っているが、
「早く仕事の流れを掴み実際的な提案をしたい」と、常日頃から意識して取り組む情熱や熱心さは必要だ。
この情熱や熱心さが、オレにとっての新しい刺激になるわけだから。
前の会社では、その情熱や熱心さが無くなったのか?と思う方もいるかもしれないけど、
そういうことでの転職ではない。
法人の形に拘わろうとオレを採用し、組織改革に動き、色々なことを試行錯誤したけれど、
1年間観察した結果、その必要は無いという結果を導き出したのだ。
この混沌とした時代、益々不確実性の時代には、
組織の形に固執することなく、機動性且つ即決性を持つ経営も、選択肢のひとつであることをアドバイスした。
ビジネスモデルも定着し、利益性も高い、問題があるとすれば内部管理体制だが、
その強化には、オレの採用経費も含めコストが発生する。
利益を損ねてまで内部強化を図らなければならないほどリスクは高いのか?
そうではないと判断した結果、2月に役員へ1年レポートを提出し、退職の理由としたのだ。
次の会社、現在所属する会社は、面白いくらいに、前の会社と180度異なる組織のようで、
改革の必要性を感じたと同時に、改革できる余力も持ち合わせていると直感した。
いろいろな会社や人と触れ合うことができることに心から感謝する。
明日も早いけれど、「Dreamboat(魅力的な異性)」に会うつもりで出社しよう!
"Dreamboat Annie" Heart
Posted by takichi at 00:17│Comments(0)
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