2012年02月12日
今年のジャガイイモは質が良い!

仕事以外は適当で、当然農業もテーゲー農法をモットーにしているオレは、
何をするにも生真面目な「きんべー」にいつも注意されている。
ジャガイモの土寄せも、受け狙いでスカイツリーみたいに高く寄せてみた。
作業も大雑把で、スコップですくった土をジャガイモの芽の周りに重ねて落とし高くするやり方。
粘土質の土だから、土寄せのつもりで積んだ土もカタマリになっているから、隙間が見えたりして、
どう見ても丁寧さの足りない雑な土寄せに、
「takichi、適当過ぎるだろう、隙間だらけだぜ、もう少しちゃんとやってよ」と、
小言を垂れる「きんべー」、
「野菜は過保護じゃダメだぜ、自分で育つ野菜が強いに決まっている、テーゲーでいいんだよ」と、
全く言うことを聞かないオレに、畑人たちは呆れ返っていたようだけど、
実は、オレのテーゲー農法は、強い信念に基づくものなのだ。
畑をやり始めてから、雑草の自生力に驚かされ、
本来、野菜や作物は自生するもので、
そのもともとの自生力を利用または支援することが農業のあり方だと思っているのだ。
堆肥や肥料もできるだけ自然に醸成されるような環境づくりが農業の基本だと言いたいわけだ。
本来的に野菜が持っている力を信じ、過保護にしない農業でこそ、活きのいい野菜が育つのである。
オレのテーゲー農法には、そんな哲学があるわけだ、畑人諸君よ!
今回のジャガイモは水腐れも無く、虫に食われたものの少ない、
更に、今までで1番大きくなっているし、見た目も綺麗に仕上がっている。
これぞテーゲー農法の成果、ジャガイモの自生力をフルに活用した農法なのだ。
水と風と太陽を適度に与える環境づくりに目覚めたオレは、新しい畝づくりに着手した。
畝全体を高くすることで、粘土質の水はけの悪さをカヴァーするのだ。
テーゲー農法を極め、美味しいお酒を飲み続けようじゃないか!
本日の文章もテーゲーだけどね。
Posted by takichi at 23:07│Comments(0)
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