2011年03月03日
You don't have to be a star

毎週水曜日はシステム検討会議で、会議の後の飲み会も定例になってきた。
東京から移住してきたシステムアドバイザー、
現行システムのベンダー代表で女性担当者Gさん、
なぜか、同業の友人、Oーソン常務も交えて、4名で楽しいお酒を飲んだ。
もともと、オレとOーソンは、完全に気さく系だから、誰と飲んでも打ち解けることができるし冗談だらけ、
後の二人がついてこれるか?
あまり心配はしてなかったけど、正解だったようで、いい感じでお酒が進んだ。
特に、東京からの移住者でシステム系だと、難しい方や目立ちたがりのでしゃばり系も想定されるけど、
このアドバイザーは、南の島にピッタリのおっとりした雰囲気で、完全にオレたちに馴染んでしまった。
野心バリバリで「オレが、オレが」的に前に出てくる人間と一緒にいると疲れるけど、
おっとりとした謙虚な方たちだと落ち着くし、時間も忘れ会話も酒も進んでしまうものだ。
水曜日のシステム検討会議とは、現行システムのバージョンアップをどう展開させるかを検討する会議で、
オレの提案で始まったものだ。
企画担当部長として、セキュリティ対策の強化や業務の効率化、職員の利便性を高めるよう仕組んでいきたいの
だが、システム的な専門知識、プログラミング知識がオレにあるわけないし、専門用語が飛び交う打ち合わせに
頭を痛めることはスタートする前からわかっていた。
社内にもその系の人材は存在しないので商工会議所に相談すると、このアドバイザーを紹介してもらったのだ。
ベンダーの言うがままにならないよう牽制をかける目的と、
システム用語の通訳の意味でアドバイザー契約を行い、
ベンダー担当者を含めたシステム検討会議を開始したのだが、
始まったばかりということもあり、ベンダー側の警戒心が強く潤滑油が必要だと感じ、
油をお酒に変えたら、なかなか良い結果をもたらせてくれた、ということ。
会話が続くとか楽しい会話は、やはり、聞き上手と話し上手がいて成り立つもんだね。
聞き上手とは、ただ一方的に聞き役にまわるということじゃなく、ちゃんと話を聞いて反応できる人のこと。
話し上手とは、面白い話をいっぱいできるということだけじゃなくて、
場や空気、表情にうまく反応して話せる人のこと。
つまり、聞き上手も話し上手も相手や周りの人間を重んじることが大事なんだよね。
人間関係の相対性とオレは言っているけど、人は人に必ず何かしらの反応を見せるわけで、
プラスの反応がプラスだと反発しあい、プラスにマイナスで反応すると相性が良いと感じるものなのだ。
そのバランスの良いグループにいれば会話が楽しい、昨日の飲み会はその辺が適度であったような気がする。
皆がスターとも言えるが、「あなたはスターじゃなくてもいいのよ」とも言えるんじゃないかい?
無理矢理本日の歌に持っていってしまったね。
実は、猫の写真をアップするつもりでPCに保存している写真をピックアップしたのだが、
間違って、最近読んだ本、読んでいる本をアップしてしまった。
それはそれでネタにしようと思って写真に収めたんだけど、こんな形でアップするとは・・・。
少しだけ触れておこう。
「世界を変えたアップルの発想力」は、最近手に入れて嵌り読み中、この思想を貫ければ人生楽しいけどね。
「弁護側の証人」は1963年作で、小津安二郎の映画のセリフのような文章が続くけど、ミステリーとしては秀作
お薦めは「貫井徳郎」の「修羅の終わり」、ぐんぐん小説の世界に引きずり込んで行く筆力は圧倒、
「マークスの山」の「高村薫」は、文体がオレの好みではないので、斜め読みになってしまった。
とりあえず、また使うかもしれないけどこの写真は・・・。
Marilyn McCoo & Billy Davis Jr. 「You don't have to be a star」
Posted by takichi at 22:00│Comments(0)
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