2010年08月12日
くるさー
沖縄の方言で、よく手を出す人間のことを「くるさー」と言う。
この場合の手を出すは、手を上げると言う意味で、女に手を出すのではない。
直訳だと「殺し屋」になるかもしれないけど、本当に殺すわけではないのでニュアンスがちと違う。
乱暴者とかやんちゃだと「うーまくー」とか「やなわらばー」になるし、
どうも、うまく「くるさー」を標準語に訳せない。
「あいつ、やばいからな~」のやばいに近いかもしれない。
例えば、
「あいつ超やばくって、昔、担任をボコボコにしたらしいぜ~」を方言にすると、
「あにひゃー、でーじくるさーで、昔、どぅーたーしんしー、ちゃーくるしーしたんでぃろ~」となる。
例えてみると、なんとなく合っているような気がするので、「くるさー」≒「やばい」としておこう。
最近では、例文のように、生徒に「くるさー」が多くなっているような気がするけど、
昔は、オレの義務教育時代は、先生方に「くるさー」が多数存在した。
ビンタやモミアゲ抜きは可愛いもので、拳、革靴、竹刀、パイプ、物差し、黒板で使うでかい三角定規等々、
身近な武器を駆使して、サドっ気たっぷりに笑いながら痛めつけられたものだ。
バットを間接に挟んで廊下で正座、正座している太ももを棒で突つかれる。
手の甲を物差しで叩かれ、更に物差しを縦にして叩かれる。
体罰が当たり前の時代だったから痛みがわかる人間が多いのかな?
今の子は痛みを解った上で人を痛めつけているんだろうか?
なぜ、そんな話をしているかと言うと、
いつものごとく本日アップの1曲に掛けたつもり。
「Closer to You」≒「くるさーってよっ」
文章とは関係なく、ゆる~りと、カントリーテイスト女性ヴォーカルだよ!
http://www.youtube.com/watch?v=CNYOea9eRPo&feature=channel
Posted by takichi at 21:35│Comments(0)
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