2010年03月28日
The thrill is gone
「スリルの無い人生なんて考えられないぜ!」
再就職してからというもの、やはり、仕事にまつわる話題が頭を占領するようだ。
駄洒落た小噺とか「すみこ姉さん」修正話の記事をアップしたいのだが、どうも気が乗らない。
畑人会議の深酒で、脳が膠着していることも原因だろう。
昨日は、一番下の娘のピアノ発表会があったので、畑作業には参加できなかったけど、
真面目と言うか不真面目と言うか、畑人会議にはしっかり参加したのだった。
いつものごとくいい盛り上がりを見せたが、なんと言っても「一生ケンメリ」の話題は嬉しかった。
普及委員のオレは「会社の会議の席とかで使えば~」と、無責任に叫んでいたが、
真面目なリーマン諸君は、「無理だろう!」と、社内の規律に煩いようだった。
「リーマンは大変だ!」なんて言っているオレも、既にリーマンの洗礼を激しく受けている。
先週の木曜日は、朝から専務の同伴で、取引先への挨拶回りをしていた。
「この度縁あって入社いたしましたtakichhiでございます」と名刺を交換する。
愛想笑いを浮かべ共通の話題を探り、慇懃過ぎず無礼にならずの距離感を図る。
頭の中では「リーマンだな~、リーマンやんか、リーマンやしぇー」とリーマン信号が鳴り続ける。
かと言って嫌と言うほどでもなくて、元々人好きなオレには合っている世界なのかもしれない。
色々な人を紹介されることに、結構喜びを覚えるタイプだったりするのだ。
いい加減な冗談の世界が好きだから、飲み屋の大将あたりが一番合っているとは思うけどね。
あまり道もわからないし、行ったこともない場所ばかりなので、専務が運転手でオレは助手席。
中部方面から北上しながら何箇所か挨拶して回り、夕方には北部支社に顔を出した。
新規の現場を確認後、地元の地名士と会うため、居酒屋へ寄る。
新鮮で非常に美味しい魚介類を食べさせてもらったが、酒を飲むことはできない。
と言うのは、隣で専務が飲み始めたからだ。
「帰りの運転は頼むぞ」的な専務の目の合図で、酒も飲まずただただ食べるのみで酒席にいた。
しかも、二次会まで。
50年前にタイムスリップしたような田舎のスナックで一人素面のオレ、
議員さんやら、警部さんやら、社長さんやら、いい気分でグラスを空けている。
専務の呂律も怪しくなり、「そろそろ帰るぞ」で、時間は夜中の12時。
初めて運転するピカピカの新車「日産FUGA」、
普通に運転する分には問題ないけど、初めて乗る車で自動車道に乗るなんて、
ピカピカの高級車なだけに傷つけはしないかと、夜中のスリルを一人感じていた。
なぜ一人かって?
勿論、専務さんは後部座席で熟睡だったからね。
本日一発目は渋い奴で、
「Paul Butterfield」で「The thrill is gone」
http://www.youtube.com/watch?v=Kn90uvj9Pgw&feature=related
Posted by takichi at 15:12│Comments(0)
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