2011年10月03日
日曜日、午後のひと時
この場所に立つと1~2時間は移動できなくなってしまう。
右から順番が基本だけど、やはりアコギから触るのがオレのルール。
Gを弾いて、Dにチェンジ、「帰れない二人」のイントロに行くのがお決まりのコース。
ガットギターからフォークギターに持ち替えると、
またGに戻って、Amにチェンジして、Cまでの3コード、リンダ・ペリーの「What’s up」だ。
CからAm、DmからG7、CからAm、Dm行くとみせかけてEm、
これが気持ちよい。
ビートルズの「I Will」だ。
店員が見て見ぬふりをしているから調子に乗って、
アンプにつながれたデモ用のストラトに手を出す。
抱え込んだ感じや左手で抑えたネックの握りもなかなか良い。
アンプのスイッチをオンにして、マスターヴォリュームを抑え目に上げる、
最近のアンプは自動調整のエフェクターが内蔵されているようで、ジャンルで選べる。
が、字が小さすぎてよく見えないので適当につまみを回す。
結構按排の良いディストーションが利いているので、軽くペンタトニックで遊んでみる。
つまみを左に戻すと、クリアな音に変わったのでピックアップスイッチを下ろしてみる。
ストラトらしい高めの音だから、
C# A B F#、C# A B F#のアルペジオ、
これもいつものコース、ポリスの「Message In A Bottle」、
そのままGm、F、E♭maj7、D#m7、Cm7と「ロクサーヌ」のさわりの部分を弾きながら、
ネックにぶら下がる値札を見ると、なんと9800円!
これくらいの音が出るなら十分じゃねーか?感心しながら、
「ドゥドゥドゥデダダダ」のミュートバッキングで気持ちよくなった後、
Zepの「アキレス最後の戦い」を弾くが、完璧に忘れている。
仕方無いから「貴方を愛し続けて」をペチョペチョ弾いて、
「ロックンロール」を弾くのはちょっと恥ずかしいから、またペンタトニックアドリブに戻る。
再度つまみを右へ回し、「これが弾きたかったんだ~」、と軽めのディストーションで、
ピンクレディーの「渚のシンドバッド」をフルコーラスで2番まで完奏。
思わず声を出していなかったか?恥ずかしげもないおっさんの、日曜日の午後の風景であった。
Posted by takichi at 21:23│Comments(0)
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