2011年09月25日
まかない飯
地デジになって画質が良くなっても、
テレビ番組の質が良くならなければ意味がないと思う。
特に民放には、ずっとがっかりさせられている。
AKBとK-POPと、未だにジャニーズ、スマップの話題ばかりで、
どうしても見る気がしないし、見てしまうと気分が悪くなってしまう。
民放が何を言いたいのかよくわからない番組ばかりの中、
NHKはよく頑張っている。
放送界の唯一の救いにさえ思えてくる。
何がいいかって、
「サラメシ」と言う番組だ。
残念なことに最終回になってしまったようだけど、面白かった。
サラリーマンがどんな昼飯を食っているのか?どんな弁当なのか?
そんな他愛も無い番組なんだけど、
日本を支える働くサラリーマンへの愛を感じる。
少なくとも、ステージでジャンケンをして泣いている20代女子を見るよりは気持ち良くなる。
番組の中で、料理人のまかない飯の紹介もあるのだが、どれ美味しそうで羨ましくなる。
なぜ羨ましいか?って、昔を思い出して羨ましいのだ。
大学入学後、初めてのアルバイトは和風のステーキハウスだった。
勿論、バイト先選定の最大の理由は、たまに肉が食えるかもしれない、という一点だけ。
初日のまかない飯、夕方六時頃だったかな~、
初日から期待しちゃいけないと思いつつも、初日だから期待してしまうものなのだ。
だから、
思わず「えっ、これだけ?」と叫んでしまった。
千切りキャベツの上にイカリング三個、
「絶対辞めてやる」と心に誓ったバイト初日のまかない飯だった。
Posted by takichi at 22:13│Comments(0)
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