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2010年01月22日

イギリスのフォーク

イギリスのフォーク

「日本の沖縄の猫の肉球」


どの番組だったか忘れたけど、お笑い番組で、「江頭」が物真似をするコーナーがあった。

いつもならパソコンを開いているか、本を読んでいるかのどっちかなので、まともに見ることはない。

なぜかその日は、例の血管が切れそうな江頭アクションを見てしまっていた。

どの物真似も、BB・キングみたいに、ためて、ためて、ためて、名前を言うだけの下らないもの。

ただひとつだけ、思わず笑ってしまった物真似があった。

司会か誰かが「プラズマテレビの物真似をお願いします」と、無理なリクエストをした。

江頭は何度も「なに?」と聞き返した後に、他の物真似と同じパターンの力み顔で、

「フランスのテレビ、フランスのテレビ」と言いながら、部屋中を歩き回っていたのだ。

バカな物真似注文に、これまたバカの二乗の聞き違い物真似、江頭が生き残れる芸能界ってすごい。

「何を言ってるんだ、こいつ?」と思われた方、

実は、本日のブログタイトル「イギリスのフォーク」に掛けたつもり。

本日の音楽記事、「Bert Jansch」と「Pentangle」につなげるための前振りだったのだ。


ウッディ・ガスリー、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ジョン・バエズ、ジョニ・ミッチェル等、

アメリカのフォークシンガーは、簡単に名前をあげることができる。

洋楽でフォークと言えば、USA産のミュージシャンが取り上げられることが多いからだ。

イギリスはどうだろう?

強いてあげればヴァン・モリソンぐらいで、なかなか名前が出てこないのでは?

特に本日紹介する「バート・ヤンシュ」と「ペンタングル」をご存知の方はかなりの洋楽強者だ。

音楽情報誌や音楽番組でもほとんど話題にならなかったUKフォークに詳しい方には、

takichi創設「ほぼUKネイティブ賞」を授与したくなる。

だからと言ってオレも詳しいわけではないけど、

例によって例のごとく、渋谷陽一の影響で知っているミュージシャンであった。

特に「ペンタングル」のギタリスト「バート・ヤンシュ」は、

あの「ジミー・ペイジ」が多大な影響を受けたと言うから、聴かないわけがない。

アメリカのフォークは、電気ギターを抱えだしてから、フォークロックと呼ばれるようになったが、

このイギリスのフォークは、どちらかと言うとジャズの香りが強い。

ウッドベースの音もそうなんだけど、小難しいコードを弾いているギターの影響もある。

文学青年、ジャズ喫茶、安保闘争、安田講堂、セクト、反体制、煙草の煙、冷めたコーヒー、

そんな言葉を連想する「イギリスのフォーク」を聴くと、

パンクとは異なる「静かな過激さ」を感じてしまう。

オレだけかな?

まずは1曲目、フォークらしい曲を聴いてみて!

http://www.youtube.com/watch?v=_q9of8OhkeQ

次にバート・ヤンシュの素朴なギターの音色と歌声に癒されてみよう。

http://www.youtube.com/watch?v=uAuHUOfaWqY&feature=related

そして、これはジャズじゃないの?って感じのインストナンバー。

http://www.youtube.com/watch?v=xRrnHrnweFg

明日の畑人会議は、真面目に文学でも語ろうかと思う!



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Posted by takichi at 21:03│Comments(0)UK
 
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