まかない飯

takichi

2011年09月25日 22:13



地デジになって画質が良くなっても、

テレビ番組の質が良くならなければ意味がないと思う。

特に民放には、ずっとがっかりさせられている。

AKBとK-POPと、未だにジャニーズ、スマップの話題ばかりで、

どうしても見る気がしないし、見てしまうと気分が悪くなってしまう。

民放が何を言いたいのかよくわからない番組ばかりの中、

NHKはよく頑張っている。

放送界の唯一の救いにさえ思えてくる。


何がいいかって、

「サラメシ」と言う番組だ。

残念なことに最終回になってしまったようだけど、面白かった。

サラリーマンがどんな昼飯を食っているのか?どんな弁当なのか?

そんな他愛も無い番組なんだけど、

日本を支える働くサラリーマンへの愛を感じる。

少なくとも、ステージでジャンケンをして泣いている20代女子を見るよりは気持ち良くなる。


番組の中で、料理人のまかない飯の紹介もあるのだが、どれ美味しそうで羨ましくなる。

なぜ羨ましいか?って、昔を思い出して羨ましいのだ。

大学入学後、初めてのアルバイトは和風のステーキハウスだった。

勿論、バイト先選定の最大の理由は、たまに肉が食えるかもしれない、という一点だけ。

初日のまかない飯、夕方六時頃だったかな~、

初日から期待しちゃいけないと思いつつも、初日だから期待してしまうものなのだ。

だから、

思わず「えっ、これだけ?」と叫んでしまった。

千切りキャベツの上にイカリング三個、

「絶対辞めてやる」と心に誓ったバイト初日のまかない飯だった。


関連記事