たまには仕事の話でも書いておこう。
今年4月に転職してから、ブログ更新の頻度も減り、更新内容も手抜きが増えているので、
さぞかし忙しいのだろう、と思っている方もいるかもしないけど、実はそうでもない。
ノー天気な手抜き記事が多いから、そんなこと思わないか!
前職もそうだったけど、激しく実務を求められているのではなくて、
組織改革とか体制作りとかの名目で企画屋として雇われているのだ。
調査とか政策とか改革とか、もっともらしいタイトルで素案を策定し、経営に提案する仕事だ。
経営士等の外部コンサルではなく無資格の内部コンサル、
元銀行員の経歴で経営企画のために雇われたということ。
経営企画と言えば聞こえはいいが、
オレ的解釈では何でも屋、よろず相談屋、
すぐやる課ではないので、激しい回転は求められてなくて、時間に迫られることは少ない。
でも、この職種にいると、常に何かを考えてしまってて、頭の中が休まる感じがしない。
テレビを見てても、新聞を読んでいても、ラジオを聞いていても、雑誌を見てても、
車を走らせても、パソコンを叩いていても、youtubeしてても、頭の端っこで会社が顔を出す。
色々な情報を組み合わせ、最も当社に適合する仕組みを構築しようと、勝手に頭が反応している。
仕事以外でもそうだから、仕事中はもっと集中して考えてしまう。
週初の本日は、目の前を営業社員が忙しそうに動き回っている後方で、
ポキポキ指を鳴らしながら、少ない瞬きでその様子を眺め、
新組織図や新人事考課表、管理職の異動配置図を頭に描いていた。
色々なシナリオを描いているのだが、どうも自分の考えにイマイチでダメ出しばかり。
50年以上もかけて積み上げた企業文化を簡単に崩せる筈が無い。
悪い文化だけなら、ぶっ壊してしまえ、と強硬路線も取りたくなるが、
良心的な経営を続けている当社の文化は、悪は良でもあり、良は悪でもあるような表裏一体型、
もう少し考えよう、まだ考えよう、本当にこれでいいのかで、本日も1日過ごしてしまった。
焦っているわけではないけど、どうもわからない感じがして、立ち止まる職業人takichiであった。
簡単に人を動かしてしまったら、大変だからね~、
たとえ彼女が望んでいたとしても!
「She Wants To Move」